百科事典 > トップ > パーリ語は今も私を虜にしている・・
ウィキペディア パーリ語 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2007/05/11 03:28 UTC 版)仏教基本教義 縁起、四諦、八正道 三法印、四法印 諸行無常、諸法無我 涅槃寂静、一切皆苦人物 釈迦、十大弟子、龍樹如来・菩薩 仏の一覧部派・宗派 原始仏教、上座部、大乗地域別仏教 インドの仏教、中国の仏教 韓国の仏教、日本の仏教経典聖地 八大聖地ウィキポータルパーリ語 (paali) (????) は多量の文献を持つ南伝仏教経典(原始仏典)で主に使用される言語。バーリ語とも。中期インドにおけるアーリヤ系言語、プラークリットを代表する言語。使用歴は長く、パーリ語で書かれた偈の歴史は紀元前3世紀ころまで遡る。さらに、パーリ語で書かれた、経典の散文やその注釈は、5-6世紀以後にまで及び、その後も今日までスリランカ(セイロン島)を中心として、パーリ語を使用した新しい文献がある。パーリ語は上座部仏教経典のための文語であり、元来どの地方の方言であったかは不明確である。古い伝説ではマガダ語からの派生であると言われるが、アショーカ王碑文との比較から西インド起源とする説が有力である。最古の仏教文献は、釈迦の故郷であるマガダ地方の東部方言からパーリ語へ翻訳されたと推定されている。このために、パーリ語はアショーカ王碑文のうち西部のギルナールの言語に最も近いが、その中にマガダ語的な要素が指摘されている。サンスクリット(梵語)とくらべると、例えば「息子」が ((sanskrit) putra) が ((pali) putta) となるように子音の同化が目だち、また「刹那」((sanskrit) kSaNa) が ((pali) khaNa) のような変化もみられる。しかし、他のプラークリットよりはサンスクリットに近い。名詞、動詞の組織は基本的にはサンスクリットと同じである。ただ名詞では格の融合、動詞では態の差別、過去時制の差別が明確ではない。さらに構文は、一般に定動詞表現が中心であり、語順が一定して動詞が文末にくる。語彙はときにサンスクリットより古い形をもつ。例えば「ここに」は ((sanskrit) iha) より古形の ((pali) idha) となっている。 パーリ語からサンスクリット語が作られたとする説はない。大乗仏教でサンスクリット語が多用されたのに対し、上座部仏教においてパーリ語が多用されたのは仏教伝道において民衆に分かりやすい口語(すなわちプラークリット)を利用することで、その効果を高めるためであった ..
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